「イライラを解消するクスリ」をイメージした香水

これは、香楽をはじめた初期の頃に作った香りです。

心がとてもイライラしていた時に、「イライラを解消できるクスリのような香りがあったらいいな!」と思って作りました。

 

それでは、制作過程を見てみましょう。

香りのイメージ

■No.101の香りのイメージ

あたたかさ、温もりを感じて和む。体の力が抜ける香り。・・・11%

■No.102の香りのイメージ

すっきりと明るい気持ちになる。青ざめた顔がパッと明るくなるイメージ。・・・15%

■No.102Aの香りのイメージ

静かで落ち着いた気持ちになる。明日は何かいいことがあるかも?という希望を感じる香り。・・・30%

■No.103の香りのイメージ

新しい服に着替えて、シャキッとした気持ちになったとき。視線も上向きになっている。・・・10%

■No.104の香りのイメージ

樹齢が何百年もある大きな樹に抱きついて、ストレスがほぐれる感じ・・・9%

■No.105の香りのイメージ

栄養ドリンクを一気飲みして少々無理やりにでも元気になろう!という感じ・・・5%

■No.106の香りのイメージ

フリスク食べて気分爽快・・・3%

■No.108の香りのイメージ

大草原に寝転がってリフレッシュ。風と青空と草の香り。・・・7%

■No.109の香りのイメージ

ストレスから逃げず、真正面から向き合おうとする気持ち。・・・9%

■No.110の香りのイメージ

未来SFの世界にある、ストレス物質を消してしまえる装置に入ったような香り。・・・1%

 

全体的な香りのイメージ

とにかくイライラしたり落ち込んだりした時に、気分転換できる万能薬のイメージ。

香りの名前

ストレスは敵ではなく、消してなくなれば良いというものでもないので、「精神を鍛える者」という意味で「メンタルトレーナー」と名付けたい。

香りの自評

出来上がった香りを吸い込んで、しばらく思考停止・・・。

そのあとフッと力が抜けて「まぁ、いっか」という気持ちになれた。これは使えそう。

全てがうまく溶け合って、心がほどける感じ。

 

最初は10種類すべてを使用せず、癒し系の香りだけ使おうと思っていたのに、全ての香りがとても良いイメージを見せてくれたので、全部使うことに。特に、109の香りはあまり好みじゃなかったのに、一番大事な面を押さえていて不思議だった。

110のイメージは、ちょっと効果が高すぎて(何の学びもなく魔法のようにストレスを消すイメージ)少し邪道っぽく感じたので1%にした。

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現在の感想

この香りは結構お気に入りでした。

だいぶ初期の香りなので、各香りのイメージも短く、たったの1行しかないのですが、その割に的を射ている気がして印象に残っています。

 

「人はどういう風に癒されるのか」を意識して作りました。

単純に「良い匂い=癒し」だけで構成しても、なぜかそう簡単には「癒しの香り」にはなってくれません。

イライラしている気分の時には、簡単に「癒しの空間」へ行けないからこそ苦しみます。そして、イライラから「逃れたい」一心で、どうにか気をそらそうとエネルギーを大量に消費してしまい、かえって疲れきってしまいます。

イライラを解消したい時には、イライラする気持ち「そのもの」ときっちりと向き合うしかありません。

なので、良い匂いと感じる癒しの香りの中で、ひとつ「あまり好きでない匂い=ストレス」に向き合い、それにどう対処するかが鍵になってくれたのだと思います。

その109番の香りを見て、自然と「ストレスから逃げず、真正面から向き合おうとする気持ち」と書かせてくれるところに香りの偉大さを感じました。

freedom in red / Libertad en rojo
freedom in red / Libertad en rojo / pasotraspaso

制作年月

2008年6月

・・・・・・・

香りのイメージへの感想やリクエストは「お問合せ」からどうぞ!

2014年は香りで「和心」をおもてなし。

2014年は喜び多い年にしたいですね。

良い香りに出会うと心が喜びに満ちてきます。

 

良い香りは、人間だけでなく、きっと神様も好きなんでしょうね。

もともと香り(香)は、古来から、神と繋がる儀式のたびに焚かれていました。それは浄化のためであり、シャーマンや巫女さんが神と繋がるために意識を高める役割もあったのですね。

このような香りの使い方は、どの国の歴史でもほとんど一緒です。古代エジプト、ヨーロッパの教会、アラブ、ヒンズー、仏教・・・と、どの神様と繋がるにも、香りは必要不可欠なものなのです。

 

2014年に入って、不思議な香りと出会いました。
フランキンセンスという、木の樹脂の香りです。
Frankincense branches
Frankincense branches / Gerry & Bonni

Another Bag of Frankincense
Another Bag of Frankincense / mamamusings

フランキンセンスは、カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂です。樹皮に傷をつけることで樹脂が流れ、この樹脂が乳白色になることから「乳香」とも呼ばれます。

その歴史は古く、キリスト誕生時に捧げられた3つの贈り物として、「黄金、乳香、没薬」があったとされています。

諸説あるようですが、

・「黄金」は、神への愛と信頼

・「乳香」は、神への供物、礼拝

・「没薬」は、清らかな肉体、懺悔

を象徴すると言われています。

フランキンセンスの語源は中世フランス語の「フランク・エンツェンツ」(質の高い芳香、または真の芳香)の意味があり、まさしく神にささげる香りとしてふさわしいものであったのです。

 

フランキンセンスの香り

上質なフランキンセンスは、とても不思議な香りがします。生のままですと、レモンを思わせるさわやかな芳香、熱で焚くと、ヒノキを思わせるすがすがしい白い煙に包まれます。

数あるフランキンセンスの品種の中でも、もっとも上質なものとされているのがサクラという原種です。日本人は、サクラという名を聞くとドキッとしてしまいますね。サクラは日本人の心の花ですから。

フランキンセンス・サクラ種の香りは、ローマ法王や世界各国のロイヤルファミリー(もちろん日本も)の方々に愛用されているほど確かなものなのです。

そんな上質な香りなら、ぜひ体験してみたい!!と、思い切って購入してみました。
2014年のスタートにも丁度いい感じです。

 

ご興味のある方はこちらもご覧ください↓

フランキンセンス・サクラセット VOICE

 

フランキンセンスは香炭という小さな炭の上で焚きます。空薫(そらだき)という焚き方です。

炭の上にフランキンセンス樹脂を載せると、じわじわと溶けて、新鮮なヒノキのような良い香りの白い煙が立ち登ります。しばらくすると部屋が真っ白になるので、ちょっとドキドキします。(火災報知器がある部屋は大丈夫なんでしょうかと)

古代から浄化のために用いられた煙ですから、香炉をもって家中の部屋(お風呂やトイレまで)を回りました。なんだか神聖な気分です。

煙が躍る様子を見ていると、心も落ち着いてきます。香りって、どんな形であったとしても、とても贅沢なひと時をもたらしてくれるものです。

 

しばらくは靄のように白く煙が残って、見慣れたいつもの部屋が幻想的な空間のように感じられました。

037

 

煙が消えたあとの残り香は、やはり清潔なヒノキのような樹木の香りで、スキッとしています。それはなんとも言えない神聖な空気のようで、家の中で深呼吸したくなるほどでした。

フランキンセンスはアロマセラピーでの効能として、呼吸器系疾患の改善もあげられています。妙に納得してしまいました。

また、少量の精油を化粧水やマッサージオイルに使用することで、肌の収れん効果、シワ消し効果など嬉しい効果がたくさんあげられています。

 

良い香りを焚くと神様も喜ぶようです。

神様って絶対的な存在で、人間からはお願いする(してもらう)ばかりとなってしまいがちですが、神様へのおもてなしとして、良い香りを焚く習慣を取り入れるのも良いですよね。

神様へのおもてなしとしての「香り」

「神様を喜ばせる」という考えに自分でもちょっと興奮してしまいました。

現代では、神国ニッポンと呼ばれる割に「神様なんて信じない!」という無神論者がカッコいいとされている、ちょっとおかしな現象が起きていると思うのです(笑)

しかし、いくらカッコつけて無神論者と言っても「千と千尋の神隠し」とかはすんなり見られますよね。だって日本人ですから。八百万(やおよろず)の神という言葉もありますし、言葉には言霊という神が宿ります。海や山、川などの自然や、石ころひとつにだって神は宿っているという考え方です。

神様への礼、初詣だって、神様への新年のご挨拶です。誰もが自然にしています。なのに「意識」していないんです。

なにか、大切なものが抜け落ちてしまっているように感じます。

日本人は、日本の良さに鈍感です。謙遜の文化があるので、無意識に外のものの方が優れていると思ってしまいがちです。外国に行ってはじめて、日本の良さに気がついたという人も多いですよね。私も外国の文化に対する憧れがすごく強いので、反省の意味も込めて書いています。

これからは、日本人が日本人の良さに気がつき、それを活かして生きる時代になると思います。日本人として、誇りを持って生きるのです。

日本人として誇りを持って生きる。

良い言葉ですね。何か熱いものを感じます。

最近は、世界と身近になることで、日本人としての良さを最大限に活かしている人たちが増えていると思います。

お正月のテレビ番組で、ジャパンプライドという番組がありました。

日本一流の花火師や寿司職人の職人さんが、世界に行ってアウェーの状態で対決するんです。見ていて思ったのは、日本人の技術は繊細で、丁寧で、心があって、本当に素晴らしいということです。

もちろん相手国の職人さんもアイディアが斬新だったり、派手だったりで素晴らしいのですが、技術面で圧倒的な差があるのです。日本の職人さんは相手国の職人さんからアイディアを取り入れてさらに進化することは容易ですが、逆はなかなか難しい。表面をなぞることはできても、心までは到達できないのではと思いました。

それほどに「仕事」に差があるように感じました。

対決の結果は、

言うまでもなく、日本の圧勝でした!誇らしい!

 

日本人の良さ

日本人って勤勉で真面目でつまらないと思われがちですが、日本人が自国の良さを再確認して本気を出したら、世界にとって脅威だと思います。

なぜなら、香りひとつとっても、何千年もの昔から高度な精神をもって香りを使いこなしてきた民族だからです(実は香水は、16世紀ごろ始まった最近の文化なのです)。日本人は、楽しみながら他の文化を自分のものとし、新しいものへと進化させる好奇心と探求心を持ち合わせているのです。

そして、持って生まれた繊細さ、心や魂をこめることの大切さを、生まれたときから知っています。

 

それは、お正月恒例の箱根駅伝でも、顕著に表れていました。

一区を走り終え、タスキを渡した選手が、今まで走った道を振り返って、礼をするんです。

それを見て心が震えました。

 

サッカー選手や、柔道の選手も、日本人は「場」に対して礼をしますよね。その「場」を神が宿る神聖な場所ととらえているからです。こういう感覚って、日本人には自然でも、世界各国の人々からすると少々不思議に見えるのではないでしょうか。

そういう素晴らしい礼を尽くす精神が日本人にはあるのです。

礼を尽くすための「香り」

道や場に感謝ができて、神様に感謝ができないというのは不思議な感じがするのです。

でも、もしかしたら無神論というのは錯覚で、本当は、日本人にはあらゆる神様が身近すぎて、気がつかないほどに遺伝子深くまで溶け合っているだけ、ということなのかもしれません。

 

今はやりの「おもてなし」の精神だって、元をたどれば神様へのおもてなしなのではないでしょうか。しないよりはした方が良いものだと思います。

 

そこで、ひとつ提案があります。

「神様に感謝」はできなくても、「良い香りを香らせる」ことは簡単ですよね。

 

良い香りは空間と心を良くしますから、必然的に神様に繋がることも可能でしょう。アロマセラピーや日本の香、フランキンセンスのような樹脂を焚いてみたり、そしてもちろん、香水もいいですね。

いつものように無意識にシュシュっと香水をつけるのではもったいないのです。

「良い香りは空間を浄化する」ということを知識として知っておくことが大切です。そうすれば香りに対する心がより良いものとして成長していくことができます。

そこに、いつもの心の在り方を見直したり、空間を澄んだものにしよう、という礼の心が生まれます。

それで喜ぶのは神様だけでなく、自分自身へのおもてなしともつながっていくはずです。自分を大切にできる人こそ、誰かも大切にできるのですから。

 

自分が自分として在ること、家族としてあること、日本人として誇りを持つこと。

そういうルーツがしっかりしていたら、どこへ行っても自然に楽しむことができるのだと思います。

 

そして、心がもっと広がれば、地球人としての誇りに繋がり、マンガやSF映画のような宇宙時代が来たとしても、何一つ動じずに安心していることができると思うのです。

これは、さすがにちょっと飛躍しすぎでしょうか(笑)

 

でも、レディ・ガガさんも宇宙ライブをやるとのことですし、その日は近いかもしれません!彼女のような、世界を幸せにしたいという純粋な願いから作品を生み出す精神は尊敬してしまいます。

これからは、私たち日本人も、もっともっと輝いて生きましょう。

 

2014年は、良い香りで神様におもてなし。たくさん喜んでいただきましょう。

その分、自分にもいいことがたくさん還ってくることと思います。

 

Transforming Galaxy Redo
Transforming Galaxy Redo / geckzilla

 

本年もよろしくお願い致します。

2014年も、もう3日ですね。

 

2013年は転機の年でした。

ただただ香りで楽しんでいた時期を越えて一歩外に出たような年でした。

今年も香りともっともっと親しんで、新たな発見をたくさんしていきたいと思います。

最近は、和の香りや樹脂の香りに興味があります。香りの世界は奥深い。。

 

今年も素敵な香りの年になりますように!

よろしくお願い致します。

 

めぐみ

ラファエロ「大公の聖母」をイメージした香水

 

raffaello01

・ラファエロ・サンティ「大公の聖母」 (1505年)

 

ラファエロ作「大公の聖母」

・2013年6月20日、香りの制作開始

2013年6月1日にラファエロ展に行き、「大公の聖母」を見ることができました。
この絵は本当に神々しさを感じる絵画でした。

そして、この絵をイメージした香りを作りたいと思いましたが、聖人の絵画の香りってどう作ったらいいんだろうと悩みまして、そのとき読んでいた本を参考にしたり、音楽の力を借りたりと、色々工夫をしてみました。

 

それでは、香りづくりのはじまりです。

 

No.841

フルーティで良い香り。好きなタイプの香りで癒される。

この絵の香りを作るのはちょっと恐れ多いかと思った。そして時間もなかったので諦めよう、また機会があったら作ろうと思っていたら風邪を引き、レッスン日が伸びたので、機会はすぐにやってきた。

日々、ネガティブな考えにのまれそうになっても、「自分」と「考え」を同一視しない、ということを意識しながら、なるべく頭の中の雑音を静かにするように努めていたら、少しずつだけど、明るく前向きな気分でいる時間が増えてきたような気がする。

新しいステージへ前向きに進んでいく機会は、本当はいつでも与えられていて、自我にのまれず意識がクリアであれば、いつでもそのチャンスをつかむことができるのではないか、と思えた。

そう思わせてくれるような、良い意味で楽観的で幸せな香り。

 

(新しい香の具ナンバー)

No.102B

聖母マリアの香り、ということで、中途半端には作れない。

ラファエロが描き出した聖母子の神秘的な美、優しさ、温かさや、絵を見たときに感じる感動と、心が静かになり、清らかになる感じなど、そういうエッセンスが香りから伝わるような作品になってほしいと思う。

人が何か感じたものを、現実の知覚できる(絵、音楽など)ものに、ありのまま、映し出せるかが芸術、アートなのかもしれないと思った。

自然の美を映し出すきれいな鏡のようでありたい。

この絵を見たときのように心が洗われるような香りができるといいなと思う。

 

(ホワイトローズ)

 

No.102A

あまりキリスト教に詳しくないので、絵を見た感想だけでは浅い香りになってしまいそうなので、音楽の力を借りることに。

「聖母マリア賛歌」というアルバムがあったので聞いてみたら美しいコーラスが光のようでイメージにぴったりだった。


けがれなき薔薇~アヴェ・マリア~聖母マリアの祈り
讃美歌の、光に溶けるようなコーラスを聞きながらこの絵を見ると、天国が見えそうな感じがする。

 

(ローズアブソリュート)

 

No.102

聖母マリアに関する歌はたくさんあるけど、そのタイトルに「バラ」がつくものが多くて、やっぱりバラはすごい花なのだと思った。

 

「汚れなきバラ」「これほど徳のあるバラはない」など。

聖母マリアは純潔で、純潔のシンボルは百合だと思っていたので驚いた。

 

・補足

聖母マリアと薔薇のシンボリズム

http://antiquesanastasia.com/religion/references/virgin_mary/the_blessed_virgin_and_the_rose/general_info.html

より引用

天使祝詞(アヴェ・マリア)の祈りに使う「ロザリオ」(英 rosary 仏 rosaire 伊西葡 rosario) の語源であるラテン語「ロサーリウム」(ROSARIUM) は、もともと「薔薇の園」「薔薇の花輪」という意味です。このことが端的に表すように、ラテン典礼のキリスト教において、薔薇は聖母マリアを象徴する花と考えられています。

 

 

数ある花の中でも、バラは特別。精油としての効果も並はずれていて(高価さも)、確かに、聖母のイメージにぴったりであると思った。花の中の花、高貴なイメージがある。

 

 (ローズ)

No.109

 

「大公の聖母」の聖母マリアの表情は、とても穏やかで、静かであるけど、深いところに潜む情熱を感じる気がする。しなやかで強い、聖なる情熱という感じ。

 

カーネーションの香りから、ふと前に香楽で香りを作ったときのイメージを思い出した。

確認してみたら、「カーネーション」は輪廻転生を意味する、とあった。十字架にかけられたキリストを見送ったマリアが流した涙から赤いカーネーションが咲いた。それは散ったキリストと、復活したキリストを意味する。そのことから輪廻と繋がるらしい。

Carnation=カーネーション(ラテン語でcarnは「肉」を意味する)肉の色の花
Reincarnation=輪廻転生(再び肉体化させること)

無意識にカーネーションを選んでいたけど、ぴったり合っていて良かった。

 

「何が起ころうと決して消えることのない情熱」というと、「真我(=ほんとうの自分)」のことだろうか。

キリストも、ブッダも、インドの聖者も、究極的には同じことを言っていると感じる。2000年以上前から真理は明らかになっているはずなのに、現代になっても大部分が自我に支配されたままという現実がちょっとさみしい。

 

(カーネーション)

 

No.501

自我、エゴの声は私たちを苦しませ、悩ませ、頭の中であることないこと言い続けて、何が真実なのか分からなくしてしまう。

自分に対してネガティブなことを言い、罪の意識をかんじさせるものはエゴの特徴だとされている。

なぜ、そういうふうにできているのかが不思議。人々はこんなに苦しむ必要はあるんだろうか?

この絵を見ていて思った。真我(キリスト)を抱く自我があるのなら、この聖母マリアのように、優しくあたたかく包むものであったらいいのに。

 

(サンダルウッド)

No.511

そんなことを思っていたら、たまたま開いた本に「師は、キリスト教の信仰に、真の意義を与えた」とあった。


ラマナ・マハルシとの対話 第1巻より引用

キリストは自我。十字架は身体。十字架にかけられた自我が消滅したときに生き残るもの、それが絶対なる存在(神)です。そしてこの栄光ある存続が復活と呼ばれるものです。

 

キリストが自我と書いてあって驚いた。

 

他のページには、自分と身体を同一視しないこと、と何度も何度も書いてある。

深い眠りにある時も意識はある。目が覚めると身体と自分の同一視が始まる。そうすると、自我にのまれてしまい、苦しみが始まる。

 

・・・とある。難しい。

 

 (伽羅)

No.007

悟りを得ている人が言う「身体と自分の同一視」はすごく不思議。

「身体と私は一緒ではない」なんて、すぐに納得できるものではないと思う。

 

アップル社のスティーブジョブズも愛読書として熟読していたという、インドのヨギ(ヨガをする人)パラマハンサ・ヨガナンダの本「あるヨギの自叙伝」がある。

この本は本当に不思議で、常識がどんどん覆される感じがする。本の中でインドに住む色々な聖者を訪ねていく。その中に、ベンガルに住む至福に浸る聖女アマンダモイ・マーに会った時の話があって、それを読むと「身体と自分を同一視していない」人の感覚が書いてあった。

 

引用

「私は、このかりそめの肉体を自分として意識したことは一度もございません。この地上に生まれる前も、同じでした。子どもの頃も、私は同じでした。成長して女になっても同じでした。このからだを生んでくれた両親がこのからだの結婚の支度をしてくれた時も、同じでした。

そして、今こうしてあなたの前にいる時も、私は同じでございます。今後、神様のおつくりになったいろいろなものが、永遠の舞台の上でダンスをしながらどんなに移り変わっていっても、私はやはり同じでございましょう。

※・・・アマンダモイ・マーは自分のことを「私」という言い方でなく、つつましそうに「このからだ」とか「この少女」とか「あなたの娘」などと間接的な言い方をした。

彼女はまた、誰のことも自分の「弟子」とは言わなかった。

個人的な意識を完全に離れて英知に浸っていた彼女は、誰にも等しく天の母の愛をもって接したのである。

 

意識の高い人は自分を小さな身体とはみなさず、その奥にある魂や生命の流れ、宇宙の意識で生きている。それを実感するのは難しいけど、そうあることができたらいいのに、と思う。

 

(ライム)

 

No.847

けがれのない、輝きある香り。「天の母の愛」は聖母マリアにも通じている。

本当に愛に満ちている感じ。清らかな香りが、見る者の心を癒してくれるイメージ。

 

「大公の聖母」の名の由来は、18世紀のトスカーナ大公であったハプスブルク家のフェルナンド3世が、この絵を大切に愛蔵し、決して自分の手元から離さなかったことからつけられた。この絵の聖母マリアも、キリストも、聖人としての輝きに包まれながら、人としてのぬくもりやこういう表情を描き出せるラファエロも、やっぱり意識の高い人だったのだと思う。そして、この絵を大事にしたフェルナンド3世も、純粋で心が清らかな人だったんだろうなと想像してしまう。

 

 (シトラスミックス)

No.115

この絵をX線調査したところ、絵の背景が黒く塗りつぶされていたと判明した。塗りつぶされたのはラファエロの死後、17世紀になってからで、それまでは別の背景が描かれていた。

 

そう説明されていたけど、別の人が塗りつぶしたにしては、聖母マリアの青い衣がきれいに闇に溶け込んでいて、ちょっと信じがたい感じがする。

 

ラファエロはこの絵を完成させることなく37歳の若さで亡くなった。

 

誰かが手を加えたにせよ、その人はきっとこの聖母子像を世に出すために、愛をもって完成させたのだと思う。500年の時を経てもなお、みずみずしく清らかで、神秘的なオーラが伝わるなんてすごいことだと思った。ラファエロが志半ばで亡くなっても、魂や生命の不思議な力が、この作品を世に出す流れを作ったのかもしれない。

 

 (バイオレット)

No.870

聖母マリアとキリストに差している後光、光の輪のイメージ。

聖なる世界意に繋がっている、神秘の光のよう。

 

普通の人が生きているチャンネルとは違う次元のイメージ。より高い周波数で振動していて、何事にもぶれない強さがある。

 

 

フローラルブーケ(アルデハイド)

No.602

そして、その周波数は、限られた聖なる人のための極秘のものではなく、誰にでもアクセスすることができる鍵が公開されていて、永遠に扉が開かれているというイメージ。

 

それに気がつき、手に取り、アクセスするかは本人の自由に委ねられている。愛ある感じ。

 

 

 アンバーグリス

No.113

優しくて、心が広くて、世界に開かれている感じ。精神が静かで動揺が少ない、安定した心のイメージ。悟りを開いている、高いキリスト意識という感じがする。

 

 菩提樹

No.862

500年経った絵画のイメージ。古いけど新しい。

時間が経つにつれ色が少しずつ褪せて、セピアがかってきていく。

でも、絵に込められたスピリットは色あせていなくて、より研ぎ澄まされている。

 

 フローラルブーケ(シプレ)

 

No.124

ラファエロ展では、大公の聖母の絵の前だけものすごく混雑していて、ゆっくり見ることはできなかったけど、色が本当にきれいでびっくりした。

 

赤が特に鮮やかで美しかった。色については、赤は神聖な愛や救済、青は天の真実や純潔を象徴している(諸説ある)。

 

聖母マリアは、赤と青の衣装で描かれるのが決まりごとになっている。

鮮やかな赤から、強さと美しさを感じる。

 

 百合

No.103

そして、青もまた美しかった。赤と青のコントラストがきれい。

青色は聖母マリアを象徴する色で、呼称にはMaris Stella(ラテン語でマリス・ステラ=海の星)というものがあった。

(聖母マリアは青と赤の衣で描かれる)

correggio_adoration_child_1520
correggio_adoration_child_1520 / ErgSap

コレッジョの聖母子像

 

また、聖母マリアは青い色と同時に、処女の象徴である白ユリ、神の慈愛を示す赤色が共に用いられることが多いと書いてあった。

 

ラファエロの使った青色は、見ていると心が落ち着いて静かになる。

清らかで神秘的。質感も豊かで本当にきれい。

 

 

 ミュゲ

No.135

何とも言えない神秘的な香り。不思議な魅力に引き込まれてしまいそう。

優美な雰囲気を持っている。ラファエロ展のパンフレットに「ルネサンスの優美(グラツィア)500年目の初来日」というコピーが書かれている。

 

「優美」という言葉が大公の聖母の絵にぴったり。この香りのイメージにもぴったり。

 

 ふじ

No.008

7月7日

シトラスだけど温かみのある香りで、心が安らぐ。とても癒されるいい匂い。

この絵のように、安心して母に抱かれているようなイメージ。体温と心音が伝わって「絶対的に守られている」という安心感がある。恐れるものは何もないという感じ。

 

実際、色々な悟り系の本を読んでいても「今、あるがままの姿で完璧」というのが覚者たちの常識のようであるし、本当にそうなんだろうな・・・と思う。

 

ただ、まだ知識として理解している感じで、よく言われる「至福の世界」を体験したことはない。けれど、大切なことは、そういう境地を「いつか辿り着きたい」と未来の目標に設定するのではなく、とにかく「今にある」訓練を地道に続けることであるらしい。

「至福の世界」である「大いなる存在=真我」へのアクセスは「今」この瞬間にしかできない、とあった。

 

 シトラスミックス

No.720

最近ブログを始めて記事を書くようになった。ここ何日かは慣れない文章にかかりっきりで、マリア様の香りづくりも中断していた。このノートだとスラスラ書けるけど、ブログという不特定多数の人の目に触れるメディアだと思うと、「きちんと書かなきゃ」と思うあまりかえって何を書いているのか分からなくなってしまうのが辛いところだと思った。今後は見たイメージをいかに「伝える」かにかかってくると思うので、良い文章が書けるように日々練習していきたい。

 

この香りを作り始めてから、「大公の聖母」の絵が印刷されたパンフレットをベッドから見える場所に飾っている。

この香り制作を一週間以上ほったらかしにしていて、若干焦りと、申し訳なさを感じたときがあった。

 

目が覚めて聖母の絵と目が合うと、いつもと変わらず優しく微笑まれていて、じっと見ていると「早く続きをやらなきゃ」という気持ちも消えて、頭の中が静かになった。

それは静寂の愛であり、あたたかく、それでいて甘美な情熱で包み込んでくれる偉大さを感じた。

 

  バニラ

No.101

この絵のキリストは、幼子でありながら知性溢れる瞳をしていて、その瞳にはこちらの心の奥の見えない場所まで見透かされてしまいそうな鋭さがある。

 

けれど、聖母マリアの優しい瞳とあいまって、すべてを溶かしてくれそうな感じもある。

何があっても否定や批判をされない、絶対的な安心感がある。

 

ルカ福音書23章32-49節

イエスの言葉「神よ彼らをお許しください。彼らは自分が何をしているのか知らないのです」

※この言葉の「彼ら」とは、イエスを十字架にはりつけた人々のこと

 

これは、無常な人間に神の許しを与えるという感じではなく、そういうことをしてしまう「彼ら」の心の奥にある「真我」を見ているからこその、愛の言葉なのだと思う。

 

 ジャスミン

 

No.601

そのような広い心。木を見るのではなく森を見ている。地球を見るのではなく宇宙を見るような、とにかく果てしなく広く、温かく愛のある状態でいられたら、この世は本用に楽園として迎え入れてくれるだろうと思った。

 

 ムスク

香りの処方

ふじの香りが幻想的で、この絵とマッチしていたので135を基調として香りを組み立てました。008の「母のぬくもり」も感じられるようにしています。

百合は、個性が強いので少しにしました。

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自評

優しくて神秘的な香り。スッと清らかな世界へ連れていってくれるような、透明な感じと、何とも言えない優美さを持っている香り。

本当に天界の美しさを見ているみたい。

 

この香りを作っている時、心があんまり清らかじゃなくて、悩みが多く自我でいっぱいな感じがしていたので、きれいな香りにならなかったらどうしようと心配だったけど、No.720のイメージにもあったように聖母のまなざしが優しく温かかったので、この絵の清らかさがこの良い香りを引き出してくれたんだなぁとありがたく思えた。

 

やっぱり、生まれながらに100%清らかで人生悩みなしだったら、こんなに考えることもないだろうから、悩み苦しみを受け入れ、その過程を経てから「真我」という生命の源を理解できるようになるのかもしれない。

 

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今回このサイトに載せるために、ノートから出来のいい香りをピックアップしてどんどんデータに起こしてアップしていこうと思って、たまたまチョイスした香りでした。

 

7月当時は無料ブログをはじめた頃だと思うのですが‘(今はこちらに移りました)、データ入力をしていて、ここ最近とまったく同じ悩みと解決を経験していたと気がつき、愕然としました(笑)

 

でもこの当時はノートに書いた字はさほど乱れてなくて、今思えばたいしたことない悩みだったなと思えます。それに引きかえ11月の心の荒れようは相当なものでしたので、レベルの違う学びがありました。

 

人間って、同じところをぐるぐる回りながら、少しずつらせん状に上昇していくものなのかなぁと、ノートを振り返りながら思ったのでした。

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101番で感じたイメージの「何があっても否定や批判をされない、絶対的な安心感」というのは山下先生の香楽の教え方そのものだと思いました。私が7年もの間、安心して香りを作り続けてこられたのは、山下先生の「指導しない指導」のお蔭です。

 

 

制作年月

2013年6~7月

制作No.262

 

 

春の桜、和の色をイメージした香水「いろはにほへと」

iroha
前回の「トリプルセラピー」では、完全にストレス解消のための香りづくりになってしまったため、このままでは先生にノートをお見せできない・・・と思い、この月(2013年11月)は2本目をつくることにしました。

そしてこの回では、香楽をやってて時々ある「香りが良い方向へ連れていってくれる」感覚がありました。
最初から「いろはにほへとというテーマで作ろう」とした香りではなく、どこへ辿り着くかお任せの自由な香楽でした。

香楽がもたらしてくれる変化の面白さをお楽しみください。

 

No.854

前回のは自分を癒すため、そしてストレス解消のために雑に作ってしまったので、今回はもっとちゃんと香りを作りたいと思った。

せっかくの良い香りをもっともっと美しく咲かせてあげたい。

最近は、インターネットで外向きに「良いもの」を書こうとしてしまっていることに気がついた。
ただ本当の私であればいいと香りから教わっていたのに、それを忘れていたから迷ったりストレスになったりしてしまっていた。

自分以上のものに無理やり「なろう」とすると、自分が辛くなるだけなのだと分かった。

 

No.134

今は冬だけど、なぜか桜の香りが使いたくてしょうがなかった。No.854の香りに合いそうだというのもあるけど、なぜか”今”桜に惹かれる。

・・・と思っていたら、たまたま見たテレビドラマで、桜が満開に咲く場所のベンチで語りあっているシーンが出てきたので、やっぱり桜を使って香りをもう一本作ろうと思えた。

偶然の一致や香楽の勘が戻ってきたようで嬉しい。

・・・・・・

桜の香りは、夢があって可愛くて、優しくて癒される・・・。
心の冬を超えて春が来たような感じがする。

 

No.005

ゆずの香り。とっても良い香りで、すご~く癒される。少し苦味のある柚子ピール(皮)の香りもいいけど、今はこちらの温かみがあって優しくて甘い柚子の香りが良い。

ちょうど最近柚子を頂いて、お鍋の香り付けに果汁を入れたら、さわやかな香りが立ってすごく美味しくなった。
風を引いたときには、蜂蜜をお湯で割って柚子の果汁をたっぷり搾ったものを飲んだら元気になりそう。

 

No.003

オレンジの香り。太陽のように温かい香りで、この香りにも癒される。

香の具の香りは本当に優しくて、使う人に無理をさせないというか、自分が自分であることを助けてくれる感じがするので好き。
香りが「ありのままのあなたでいい」って言ってくれるようで嬉しい。ほっとして安らぐ。香りのこういう世界が好き。

 

No.102

良い香りに癒されるのは、脳にセロトニンというホルモンが分泌されるから。リラックスして幸福感が増す。

バラの花を見るだけでも美しさに癒されるのに、香り成分にさらに癒しの効果があるなんてすごいと思う。
香りの良さを知ることができて本当に良かった。

 

No.402

今回の香りでフルーティの香りを使おうと思って、いつものように大好きなカシスの香りを使おうとしたけれど、いつも同じ感じの好みの組み合わせにしてしまうとつまらないので、今回は、もうひとつのフルーティの香りの候補だったピーチを使うことにした。

カシスは、深みのある濃い赤紫色のイメージだけど、ピーチは、可愛らしいピンク色のイメージがある。

(カシス色■■■■ ピーチ色■■■■

香りと色って、イメージが結び付きやすい。それは、花や果実の色のイメージと実際の香りとの関連が、脳にしっかりと焼き付いているからなのか。

そういえば、「いろは歌」の「いろはにほへと、ちりぬるを・・・」ってどういう意味なんだろう?と思い出した。
確か漢字では「色は匂へど」と書いたような。「色が匂う」とは・・・。

・・・・・・・・・

調べてみると、

「いろは歌」は『涅槃経』の中の無常偈(むじょうげ)「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」の意訳であるあった。

 

「いろはにほへと ちりぬるを」は、

「色は匂へど 散りぬるを」と書き、

香りよく色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。(諸行無常)

という意味だった。

 

No.104

リラの香りも美しい香り。強くて鮮やかな華がある。精神的な豊かさを感じる。

ゆったりとして、自分の時間を取り戻せる感じ。リラ(ライラック)は西洋の花だけれど、今日はなんとなく「和」を感じる。華やかでよい香りのお香のよう。平安時代の十二単の鮮やかな色の着物を重ねているようなイメージ。

 

いろは歌の2段目は、

わかよたれそ つねならむ
    ↓
我が世誰そ 常ならむ

意味:この世に生きる私たちとて、いつまでも生き続けられるものではない。(是生滅法)

 

なんだかとても深い意味・・・。

 

No.601

ういのおくやま けふこえて
    ↓
有為の奥山 今日越えて

意味:この無常の、有為転変の迷いの奥山を、今乗り越えて。(生滅滅已)

※有為転変→世の中の全てのものが絶えず変化して、しばらくの間も同じ状態にとどまることがないこと。

 

いろは歌には、思ってた以上に深い意味があってドキドキした。
今、意味を知るべき詩のような気がする。

ただ、平仮名と音のみで「ういのおくやまけふこえて」と読んでも、なんとなく「山を今日越えたのかな?」くらいにしか思えないけど、「有為転変の迷いの奥山を、今乗り越えて」と言われると、今の私にぴったりすぎる気がしてきた。

前回の「トリプルセラピー」を作っていたときは、本当に「迷いの奥山」の中にいたような感じがする。

でも、そこを通って迷ったり不安になったりしたことさえ、全部が生きている私の体験で、決して無駄なわけではない。

よく、「迷っている時間は無駄」だと言われるけど、迷いながら進んだ時も悪いことでは無いと思った。

今、生きていて体験していることで、無駄なことなんかない。
必ず意味があるから感じているんだと思う。

 

No.602

一見、脱線しているようでも、無駄な時を過ごしたと思っても、そこから何かを学べば無駄ではない。

もしかしたら、もっと究極に高い視点から見れば、何も学べなかったとしても、その体験さえ無駄ではないのかもしれない。

全てを大きく受け止められるほどに、楽に、楽しく生きられるような気がする。

 

いろは歌の最後の段

あさきゆめみし えひもせす
    ↓
浅き夢見し 酔ひもせず

意味:悟りの世界に至れば、もはや儚い夢を見ることもなく、現象の仮想の世界に酔いしれることもなく、ただ安らかな心境である。(寂滅為楽)

 

・・・すごすぎて、言葉が出てこない。

いつものように、好きなNo.414の香りを使っていたら、No.402を選んでいなかったら、いろは歌には繋がらなかっただろうし、ここまで来ることはできなかった。

カシスとピーチの違いから、「色と匂い」についての疑問が湧いてきて本当に良かったと思う。

 

No.702

前回の香楽では、迷いの中にいた。

迷いたいときには迷わせてくれて、良い香りでストレス解消してくれて、「悟りの方向へ戻りたい」と思ったら、香りがちゃんとここまで連れて来てくれて嬉しい。香りって本当に不思議な力があると改めて思った。

そういえば、昨日たまたま読んだ文章に、こんなのがあった。

人は求め、そしてそれが究極的には手に入らないということを通して人は悟るのです。
あなたという自我が求めたものは、永遠に手に入れることはできません。
しかし、求めなかった人が悟ることもないのです。

津留晃一さんのメッセージ集「変化」より抜粋)

 

以前に読んだときはさらっと読み流してしまった場所だったけれど、今回の心境にあっていたのか「求めなかった人が悟ることもない」という言葉がやけに深く響いた。

ちょっと前までは「より良い文章が発信できる自分」に一生懸命「なろう」としてしまっていたけど、頑張るほど理想の自分は手に入らずイライラして心がすさんでいった感じがした。

そして、やっぱり何かが違うと思って、香りに触れて心が落ち着いたら、ちゃんと大切なものが再確認できた。

だから、やっぱり迷いもイライラも無駄ではなかったと心底思えた。

 

・・・・・・・・・・・

今回は、とても深い学びのあった回でした。

香りといろは歌が私の心を良い方向へ引っぱって行ってくれた感じがしたので、香りの名前はそのまま「いろはにほへと」としました。

この香りは、和を感じて、心が和む、ほっとする良い香りとなってくれました。
つけたところ周りの人の評判も上々でした!

迷った時、この香りを付けたなら、早めに抜け出して戻ってこれるか、もっと深い学びを得られるのではないかと思いました。

これこそ私の「治療香水」となってくれた香りです。

 

 

制作年月

2013年11月(2/2本目)

制作No.265

 

山下先生からの評価:☆12個
(先生は生徒のノートに手を加えることはしないのですが、私がお願いして金のシールを貼って貰っています。)

・・・・・・・

香りのイメージへの感想やリクエストは「お問合せ」からどうぞ!

 

トリプルセラピー

オリジナル香水の商品化が決まり、ホームページを作成するためHTMLやWordpressを勉強したり、文章力を鍛えなければと試行錯誤しました。

しかし、

あまりにも分からないことだらけで、頭がパンクしそうになってきたので、
香楽での香りづくりに救いを求めました・・・。

やっぱり、自分の心がすさんでいては、
香楽の良さを伝えることは難しいと思いました。

でも、すさんでいる時ほど香りの癒しを感じやすいのも事実です。

では香りづくりのスタートです。

No.854

やわらかい香り。優しい木の香りとフローラル。今流行りのクロエの香水みたい。
ブランド香水レビューのブログを始めて、市販の香りの良さを学んでいる。

クロエの香水は「自分で自分を癒すことができる、自立した女性」という感じがした。
ふわふわのセーターを着た女性のイメージが浮かんだのでブログで書いたら、クロエの香水のCMでセーターを着た女性が出てきたりして、「香りのイメージって本当に伝わるんだ!」と感動した。

感想をブログで書くのは少し怖いけど、香楽と同じで答えを見ずにまず自分の心に聞いてみることが大切なのだと感じた。
そうすると、意外とちゃんと製作者のイメージを受けとれていることに気がつく。

香りって不思議。

・・・・・・・・・

シダーウッドなのか、木の香りは甘くてほろ苦で、ミルキーな感じもあり、とっても魅力的。
優しい木の香りに癒される・・・。

 

(新しい香の具ナンバー)

 

No.109

No.854のように癒しを感じる香り。温かさと甘さとスパイシーさを持っている。

いいなぁ、やっぱり良い香りって癒されるな~って思う。

最近はパソコンばかりで慣れないことや分からないことばっかりだったし、文章は上手に書けないしで、煮詰まり気味だった。

もっと早く香りをやればよかった!

 

(カーネーション)

 

No.511

日本人が本来持っている良さを取り戻す感じ。

今は「おもてなし」が流行っているけど、なんでもかんでも手厚くもてなしまくるのが「おもてなし」じゃないような気がする。
「おもてなし」は、お客さんに分からないようにさり気なくするものだと思う。

媚びへつらわなくてもいいから、日本人の誇りや粋な精神を取り戻してほしい。

最近は余裕がなくて、小さなことにも腹を立ててしまうので、反省・・・。

香りの世界から「悟り」の方向へと向かっていたはずだったのに、今の心の荒れ模様はどうしたことだろう。
あの頃の精神の豊かさ、心のゆとりがどっかに行ってしまった!

・・・と、伽羅の香りのおかげで気がつくことができたので、大丈夫だろうか・・・?
香りってホントにいいな、と思う。これがない生活は考えられない。

 

(伽羅)

 

No.101

強い意志はあるのだけど、ふわふわした霧の中にいるようで、手探りで行く道を広げている感じ。

今までは富士山の5合目までで満足していたのが、その先を目指して一歩踏み出してしまった感じがする。
でも、登ることが楽しくて、先が見えないのに止まれない。

いつか霧が晴れたとき、今まで知らなかった美しい世界が見えたらいいな、と思う。
登ったと思っていて実は降りていた(遭難していた)ら、大変。

 

(ジャスミン)

 

No.124

新しいことをたくさん覚えなければいけないので、頭がフル回転しているのか、意外と良いアイディアがいっぱい閃いたりして、いろんなことを一気にやりたくなってしまって困る。

全部、形にできたらいいのに、全然追いつかない。

・・・・・・・・・

この香りは、見たことのない輝きを持つ宝石みたいな、ユニークで個性的な良い香り。

 

(百合)

 

No.416

この香りも可愛くて個性的。ココナッツとベリーの美味しそうな香りで、癒される。

「可愛らしさ」は大切なことなのに、最近忘れていた気がする。この香りでいっぱい吸収したい。

そして、楽しさに満ちている香り。

良い香りって、いつも前向きで、明るい方向へ引っぱって行ってくれるから好き。
うっかりすると、ネガティブな気分に埋もれていったりするので、香りからエネルギーをたくさんもらって、方向修正をしたい。

 

(ココナッツベリーミックス)

No.106

ただ香りと香楽の良さを伝えたいだけなのに、パソコンで外の世界へ向けての文章を書こうとすると、難しく思えてしまって手が止まってしまう。それがつづくと自信がなくなってきてしまう。

それに引きかえ、香りがあるとスラスラと言葉がでてきてノートに書くことができるのが不思議。
これからは香りの力を借りよう。

結局、伝えたいのは「香りをつかって、癒されて、輝いてほしい」ということだけなのだから。

 

(ゼラニウム)

No.102A

香りで癒されて元気になった。その良さを伝えたいだけなのに、なかなか上手に文章で表現できず、イライラしてきて、結局自分が癒されていなかった。こんな状態ではどんな文章を書いても説得力がないから、まず自分が癒されなくては。

・・・・・・

世の中には、ライティングセラピーというものがあるらしい。

書くことで癒されるという療法で、日々たまってしまった感情を紙に書いていくことで上手に吐き出し、癒されてスッキリするというもの。

ネガティブなことや悪口でも構わないので、心にあるものをどんどん書いていく。

日々日記をつける習慣のある人は、自然と感情のガス抜きができているため、精神疾患などにかかりづらいという統計もあるらしい。

でも、愚痴を書きなぐったその紙は、誰かに見られないようにそっと処分しなくては。
万が一、悪口を書いた本人に見られでもしたら大変だ。

 

(ローズアブソリュート)

 

No.007

その点、香楽は好きなイメージを自由に書いているうちに自然と癒されているから、すごいと思う。

そして香りの作品をつくったノートも、人に見せられる。香の具の良い香りたちが、ネガティブになりすぎるのを防いでくれるのかもしれない。

香楽は、

・アートセラピー(イメージ)

・ライティングセラピー(書く)

・アロマセラピー(香り)

の、3つのセラピーを同時に受けている感じがする。しかも、自分ひとりでできるからすごい。

 

(ライム)

No.002

パソコンの前にいるときは、悩んでできなくてしょうがなかったのに、香りがあるだけで、ほんの20分位でノート1ページ半ほど書けていた。どうしてこんなに違うんだろう?パソコンの前でも香りを視るといいのかな。

 

(ベルガモット)

 

No.601

今回は、心が迷いに迷っているので、どんな迷った感じになるのか、怖いような楽しみなような。

こんなことまで楽しみにできるのが、香楽の良いところだと思う。他ではあり得ない感覚。

 

(ムスク)

 

香りの名前

トリプルセラピー

香楽は「3つのセラピーを同時に受けている」ことに気がつくことができた。

 

こうして香りができました。

この回は、本当にストレスを解消するための香りづくりで、処方を決めるにも悩んでしまって「決まった」感がありませんでした。
でも、ストレス満載だったからこそ、香りの良さを再確認することができました。

調合した直後は、ふわ~っと霧に包まれるような迷いの香りに思えたけれど、少し時間が経って熟成されてくると、味のある良い香りになってくれました。でも、この香りはよそには出せません(笑)

 

制作年月

2013年11月(1/2本目)

制作No.267

 

山下先生からの評価:☆10個
(先生は生徒のノートに手を加えることはしないのですが、私がお願いして金のシールを貼って貰っています。)

 

・・・・・・・

香りのイメージへの感想やリクエストは「お問合せ」からどうぞ!

山下文江先生の本「香楽-香りで広がる心のアート」が出版されます。

先日、できたてほやほやの本書を見せて頂きました。

香楽 ― 香りで広がる心のアート

まず、表紙のイラストがとっても素敵なのです!
イラストは、雑誌VOGUEやanan、Frauなどの表紙を幅広く手掛けてられいる永宮陽子さん。

香水ビンの中に幸せなイメージがふわりと咲いている感じで、
香楽の楽しさをそのまま表していて、美しいです。

 

装丁もなかなか凝っていて、紙のカバーを外した中身もカラーになっていまして、
表紙の厚紙は外側から折り込まれていて、見たことない装丁でとってもお洒落でした。

これはフランス式の装丁なのだそうです!

中身も章ごとにカラフルな紙が使われていてとっても魅力的でした。
パラパラとめくるだけでも楽しいです。

香りの良さ、楽しさを存分に表現するために工夫を凝らされたそうです。

購入された方は、本文だけでなく、本全体のすみずみまで楽しんでみてくださいね!

 

本文も。香楽の魅力がぎゅっと凝縮されていて分かりやすく、色んな人の事例を交えて紹介されています。
(その中に私の事例もあるのです(*’▽’))

このサイトでも、香楽の魅力を色々とご紹介する予定ですが、
この本を読めば一発ですね。


香楽 ― 香りで広がる心のアート
山下文江(著)
ハースト婦人画報社

2013年11月29日発売です!

オリジナル香水Theia、OPENしました!

山下文江先生の著書でご紹介いただき、先生のおかげでオリジナル香水を発表させていただけることとなりました。
このことは私の人生の転機でもあり、とても幸せな流れにドキドキしています。

はりきってホームページ作りに挑みましたが、結局は、Wordpressというブログ形式のホームページに落ち着きました。

「香りのデッサン」などは毎月更新しますので、お楽しみに!

このサイトを見てくださったすべての方に、素敵な香りの旅をお届けできたらうれしいです。

Animal Tamer(猛獣使い)は、今月末か2014年1月の発表になるかと思います。
発売に向けて色々と準備中です!

では、これからもよろしくお願いします。

めぐみ