虹の7色には覚え方があります。
赤橙黄緑青藍紫
と書きまして、
せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し
と読みます。
赤橙黄緑青藍紫
これが虹色の順番そのまま(上が赤)となっているんですね。
これって、惑星を覚える時の
水金地火木土天海(冥)
とか
陰陽師ものとかに出てくる九字
臨兵闘者皆陣列在前
みたいで、何だか呪文のようで素敵です(^▽^;)
でもこういう呪文があると、忘れたときにも思い出せるのでいいですね。
実は今まで「赤橙黄緑青藍紫」って知らなくて、人から聞いて初めて知ったので感動的でした。
「えっ、知らないの?習わなかった??」
って言われましたが、あれっ?習った覚えがない(・_・;)
(あっても忘れてる)
頭の中で7色をイメージすると、どこを区切ればいいのか(黄緑はあったっけとか)いまいち分からなかったので、とても良いことを教えてもらいました。
虹はなぜ七色なの?
虹を七色としたのは、ニュートンの教育によるものでした。
虹は最初、赤黄緑青紫の5色とされていましたが、当時のイギリスでは「7」は神聖な数字とされていたため橙と藍を加えて7色としたそうです。
音階のドレミファソラシも7音で、神聖な数字なのですね。
香りの7色は、一体どれにあたるのでしょうかね?
とりあえず三大香料と呼ばれる、ジャスミン、ローズ、ミュゲ(すずらん)は入るでしょう。
色はジャスミン(白)、ローズ(ピンク)、ミュゲ(白)・・・
レモン(黄)、オレンジ(橙)、バイオレット(紫)
緑はウッディ系?
赤、青、藍は・・・う~ん
色で合わせるのは無理かもしれません(笑)
世界の虹色
話がそれましたが、
虹を何色とするかは、地域や民族、そして時代によって大きく異なるようです。
アメリカでは、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫の6色
ドイツでは、赤、黄、緑、青、紫の5色
アフリカは、赤、黄、緑、黒
日本や中国でも古くは5色。
沖縄地方では2色(赤、黒または赤、青)とされました。
色を「明と暗」の二色ととらえる民族は世界でも多いようです。
捉え方の違いでこんなに変わるなんて、面白いですね。
虹の外側は?
ちなみに、
虹として人の目で見える光を「可視光線」といい、
虹の外側の見えない部分は
赤より長い波長が赤外線、
紫より短い波状を紫外線となります。
どちらも可視光の「外」という漢字を当てているので分かりやすい。
英語だと、
紫外線はUltraviolet(ウルトラヴァイオレット=紫を超えた)rays(線)
赤外線はInfrared(インフラレッド=赤以下の)rays(線)
という呼び方をするそうです。
紫外線がウルトラヴァイオレットなので、赤外線もウルトラレッドというのかと思っていました。(知ってよかった~)
こちらも文化の違いで言い方が違って興味深いです。
紫の香りと虹の香り
そういえば、以前作った香水で、ウルトラヴァイオレットをテーマにした紫を思わせる香水と、虹をテーマにした香水がありました。2つともお気に入りの良い香りでした。
この作品ノートもアップしなくては。
追記
アップしました→虹をテーマにした香水「レインボーアイランド」
→ウルトラヴァイオレットをテーマにした香水「アンドロイド」
早く、「香りのデッサン」(ノートの書き起こし)をして、0.5mlずつでも小分け香水としてテイアの香水ショップに並べることができたらいいなと思っています。
アニマルテイマーだけじゃなく、色んな香水があった方が楽しいですものね。
がんばります(*^_^*)