この香りは、「白馬」をイメージした香りです。
※2009年5月頃からウッディ系の香りを使い始めたので、初めてのウッディノートの香りです。
香楽で作った香りのデッサン
香楽について知りたい方は、こちら→香楽とは
では、香りの制作ノートをご紹介いたします。
香りの名前
White Horse
白馬
香調
フルーティフローラル・ウッディ
サンダルウッドを基調とし、カシスアブソリュートをアクセントに加えた、さわやかなフローラルの香り。
香りのテーマ
白馬をイメージした香り
香りの制作について
制作No.82
2009年5月5日
香の具®使用本数 13本
※香楽を学んでいる方の自由なイメージの妨げにならないように、香の具®ナンバーは伏せ、香りを視た順番と、香りの名前で表記しています。
1番目の香りのイメージ
最初はハッカのような少しスッとする印象。
香りの強い草を踏んだ時のような香り。
大きな木の緑の葉が風でザワザワ揺れて、太陽の光がキラキラする木漏れ日のよう。
風にのって葉を揺らしたりするスピリットみたいな、何か偉大な精霊のようなイメージ。
人に例えるなら、平安時代の綺麗な着物(うぐいす色)を着た美形の男性。か、男装の麗人か、中性的で幻想的な、本当に実在するの?というくらい綺麗な人。
ずっと香っていてもあきずに落ち着く、とても良い好きな香り。
残り香はレモンの皮のようなさわやかさを感じた。
(サンダルウッド)
2番目の香りのイメージ
真っ白な雪のような白い毛並みが輝くイメージ。
綺麗で見惚れてしまう。
白い体にブルーのオーラをまとっているような、神秘的な感じ。
(レモン)
3番目の香りのイメージ
白と、2番目の香りで見たブルーのオーラが粉々になって、ダイヤモンドダストのように光るイメージ。
速く走れば走るほどキラキラが遠くまで尾を引いて、光の速さで走ったら流星(彗星)のようになる。
(グレープフルーツ)
4番目の香りのイメージ
メスの白馬で、すごく美人な子。
恋人は真っ黒な馬で、すごくお似合い。
女性的な心の化身というか、そういう精神が白くてキレイな馬の姿に込められている。不思議なイメージ。
とっても愛情深い、優しい瞳をしている。
(ローズ)
5番目の香りのイメージ
白い馬が風を切って走っているイメージにぴったりの香り。すがすがしい。
白い馬の形をした天使か精霊のよう。
ユニコーンなどの架空の生き物みたい。
空を飛んで雲の上を駆け抜けられそうなイメージ。
(ミュゲ)
6番目の香りのイメージ
真っ白のたてがみと、しっぽ。ふわっと風になびいて向こう側の景色が透けて見える。すごく綺麗な霧の中を走っているみたい。
(イランイラン)
7番目の香りのイメージ
体も真っ白で、さらに純白の雲の上を駆け抜けているみたい。
駆けると、パウダーのような雪が舞い上がって白い煙のようになる。
(ゼラニウム)
8番目の香りのイメージ
唯一無二の存在感がある。純白の雪の上に咲いたピンクの花みたい。
(ガーデニア)
9番目の香りのイメージ
森の中の深い緑の中にいる白馬。
白く浮き立って見える。神秘的。
(ヒヤシンス)
10番目の香りのイメージ
おとぎ話に出てくるような、ドイツなどの白銀の森で、鏡のような湖があってそこが白馬のお気に入りの休息場所になっている。
妖精たちも集まる場所。
(スイセン)
11番目の香りのイメージ
純白の雪の上を白馬が走っていったあとは、ピンクのバラの花びらが撒かれたように、不思議な痕跡を残している。
この白馬は、めったに見ることができない、幻の存在。
(カシスアブソリュート)
12番目の香りのイメージ
動物らしい香り。体毛が体温によって温まってやわらかい純毛の香りがする感じ。どこか安心するような温もり感がある。
馬と人との絆が深くて、お互いに愛し慈しみあっているようなイメージ。
(ムスク)
13番目の香りのイメージ
ずっとずっと昔に生きていた馬がスピリットになって、今現在も生き続けているような、霊験あらたかな雰囲気があって、一目見ただけで虜になってしまいそう。
(アンバーグリス)
メスの白馬だけど、実在するのではなく精霊のような存在で、ペガサスとかユニコーンのような神聖な生き物。
白く輝く光の粒が集まって、馬の形になっているようなイメージ。
キラキラ輝くようで、まさに「白く輝く光の粒が集まって馬の形になっている」ような感じがする香り。
光が駆け抜けていくようなスッとした香り。
すごく綺麗で見惚れてしまう感じ。すごく素敵な香りでちょっと泣けてくる。
サンダルウッドのおかげか、今までにない深みのある香り。全部が上手く溶け合っているのに、ちゃんと香りの移り変わりがはっきりしていて、すごく良い。
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※この香りは、記憶に残る美しいイメージでした。