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香楽(こうがく)という自由な香水を創れるセラピーです。「香の具」という香りを用いて、絵を描くようにイメージで香りを作ります。

匂いについて 香りのコラム 香水制作ノート

カート・コバーンは匂いの芸術家だった?

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前の記事で、人物をテーマにした香りは難しいと書きましたが、そういえば、今まで作った香りの中に出来の良いものがいつくかありました。 そのひとつが、1987年に結成された伝説のロックバンド「ニルヴァーナ」のメインヴォーカル、カート・コバーンさんをイメージした香りです。 渋めで雰囲気ある香りが、イメージと合っていました。 (今度イメージをアップします) 最近、たまたま目にした本「匂いの人類学」の嗅覚的想像力の章で、彼に関する記述を目にしました。

カートは匂いに心を奪われていた

カート・コバーンの日記は、恋人が付けた香水の残り香や、彼のまくらに残ったコートニー・ラブの香水の香りなど・・・香りの描写で満たされていた、というのです。 また、彼はパトリック ジュースキントの小説「香水―ある人殺しの物語」は2度読むほど好きだったそうです。 あの本は匂いの描写がすさまじい、魅力的な小説ですよね。 また、ニルヴァーナで一番有名な曲は「Smells Like Teen Spirit(スメルズ・ライク・ティーンスピリット)」ですが、 この曲は、カート・コバーンが友人たちに「カートはティーンスピリットの香りがする」とからかわれた経験からできた曲です。 (カートの当時の彼女が、ティーンスピリットという10代用デオドラントを使用していたことから) しかし、匂いに関する具体的な表現のある曲は、この曲だけのようです。 (今でも多くのアーティストにカバーされていて、雑貨屋さんで良くかかっている曲です)

Smells Like Teen Spirit

http://youtu.be/hTWKbfoikeg そのため、この本では 「カート・コバーンは匂いの意識は高かったかもしれないが、だからといって匂いの芸術家ではなかった」 と締めくくっています。 確かに、音楽なので匂いそのものの芸術家ではないのかもしれませんが、嗅覚的想像力は、とても鮮やかで深みがあり、心の世界を豊かにするものだと感じています。 残念ながら彼は若くして自殺してしまいましたが、想像力が豊かすぎる分、繊細だったのだろうなと思います。 ニルヴァーナの音楽の生々しい感じは、カート・コバーンが匂いからイメージした言葉や情景が多かったからなのかもしれません。

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