ここ数年は、男性の体臭を消しましょうというCMが増えました。
なんだかもったいない感じがします。
女性は、本能的に男性の魅力を匂いでかぎ分けることができます。
それは遺伝子の組み合わせが自分とかけ離れている人ほど「良い匂い」と感じるからなのですね。遺伝子が違っているほど、お互いの弱点を補えるので強い子孫が残せるというわけです。
私も一度「ものすごく良い匂い」がする男性に会ったことがあります。
本当に良い匂いがするので、とにかく近くにいたい気がしてしまうのです。
あれは不思議な経験でした。
しかし、私が女性の友人に「あの人、良い匂いがしない?」と聞いてみても、「???」という反応でした。やはり、遺伝子の組み合わせが重要なのですね。
においは個性
日本人の男性は、そんなに体臭は強くないものです。
消臭機能のあるデオドラント剤でせっかくの魅力にもなる匂いを消し、香り柔軟剤や香水で香りづけ…ということをすると、完全に個性を消してしまうような感じがします。
これは好みの問題なので、一概には言えないのですが
独身男性が女性にもてるために「消臭」しよう!というのは、どこか本末転倒な気がしてしまうのです。においだって、姿かたちとおんなじ個性だよ~と思います。
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⇒においは存在感
良い香水は、その人のにおいと一体になる
良い香水は、体臭もすべて消すことなく良い具合に融合して、
また新たな魅力を醸し出してくれるものです。
というわけで、身体のにおいは、消しすぎてはもったいない。
しかし、強い匂いをつけすぎてももったいないというお話でした。