香りの基礎知識 香水の基礎

意外と知らない!?香水の基礎知識

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1.香水の種類

香水は、大きく分けて4つの濃度に分類できます。

オーデコロンやオードトワレの「オー(Eau)」とは「水」を意味します。

コロンが一番軽く、主にシトラス(かんきつ)系の軽やかな香りで構成されています。

トワレは一番使いやすい濃度と言われます。
パルファンは香料の濃度がもっとも高いので、値段も高価ですが、
少しの量で良く香ります。

しかし、これはブランドによって差があるものなので参考程度にしかなりません。

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※エタノール中に溶けている香料の割り合いを賦香率(ふこうりつ)といいます。

 

2.香りの変化(匂い立ち)

香水の香りは時間とともに変化します。この変化は、香料によって分子の大きさが違い、飛び立つ(鼻に届く)速さが変わるために起こります。

シトラス系が最も小さく、飛び立つのが早いため香りはすぐに消えてしまいます。一方、動物系は分子が大きいために肌の上に残って長く香っていてくれます。フローラルやフルーティはその中間です。

トップノート:つけたて~10分ほど (シトラス等)
ミドル(ハート)ノート:30分~2時間ほど(フローラル、フルーティ等)
ベース(ラスト)ノート:2時間以降(動物性香料、ウッディ等)

 

※香りを見る時のポイント

香水をつけた直後は、エタノールの揮発が鼻にツンときて、香りがよく分からなくなってしまいます。

よく、香水店のお姉さんがしてくれるように、つけて数秒は軽くふって、まずエタノールを飛ばしましょう。

音楽に例えると分かりやすい「香りのノート」

香りの変化は芸術的です。小説や映画ならストーリーの起承転結があります。

音楽でいうとイントロからサビ、エンディングまでの美しい流れを連想させます。
時間の流れとともに盛り上がり、エンディングを迎えます。

イントロ→トップノート
インパクトがあったり、キラキラしていたり。
最初の香りで心をつかむ。

サビ→ミドルノート
一番の表現どころ。見せ場。香水のハート。
香りの世界観を堪能する。

エンディング→ベースノート
ラストに残る優しい香り。
体温と溶け合って温かみのあるエンディングを迎え、美しい余韻を残す。

 

アメリカ香水、フランス香水

数ある香水の中では、香りがほぼ一定で変化の少ない香水もあります。一つの香りが持続する香水を「アメリカ香水」、変化する香水を「フランス香水」と言ったりします。

まずは手ごろなアメリカ香水を使い、香りに物足りなくなってきたらフランス型の香水へ移行する・・・というパターンが多いかと思います。

アロマセラピーなど、精油で創る自然香水はフランス型と言えるかもしれませんが、個人でブレンドする際には香りの強さ(力関係)を一定にすることが難しく、思ったようにトップ~ベースまで表現するのは難しいかもしれません。ですが、調合香料とはまた違って自然な感じが楽しいです。

 

3.香りの系統と特徴

香りの大まかな系統を紹介します。

香りというのは個人の感覚に大きく左右されるものなので、最初は知識よりも香りを直感や好みで選ぶ方が楽しいです。

色々な香りを知っていくうちに、知識を入れていくと、「これは〇〇系の香り」、という風に、頭の中での香りマップが出来上がっていき、「私はいつも〇〇タイプの香りに惹かれる」などと自分の好みの分析もできるようになるので、さらに香りの世界を楽しめます。

しかし、知識と言ってもメーカーによっても表現がバラバラなので、おおまかに把握する程度で問題ありません。

香りというのは、とても抽象的なもの。
結局はあなたが自分で抱いた印象、感覚、感じがすべてです。

「良い!」と思ったものが「良い香り」なのです。

香りの系統

フローラル
花の香り全般。ジャスミン、ローズ、ミュゲ(すずらん)等

シトラス・フレッシュ
柑橘系の香り。フレッシュ感がある。トップノートやコロン

フルーティ
柑橘系以外のフルーツの香り。甘くて可愛い感じ

グリーン
草原や草葉を思わせる緑の香り。甘さは少ない

ウッディ
森林を思わせる樹木の香りや、香木の香り。

スパイシー
スパイスのような刺激を感じる香り。

マリン
海や水を思わせる香り。

アルデハイド
ワックスのような香りでフローラルに合う。シャネルNo5

オリエンタル
バニラやムスク、アンバー等を使用したエキゾチックな香り。

シプレ
モス(苔)の香りを使用した、アンティーク調の香り。

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